園長挨拶

鎌ヶ谷ひかり幼稚園

石神 建太郎 園長

「こどもとつくる保育」

ひかり幼稚園に興味を持って頂いてありがとうございます。園長をしている石神建太郎と申します。


唐突ですが、みなさんはお子さんにどんな経験をさせてあげたいですか?幼稚園は、基本的に私学が多く多様な教育が行われています。よく一斉型の勉強の幼稚園や自由でのびのびしたあそび中心の園だとか言われる事が多いのですが、細かく見ると本当に多様な価値観と教育が行われています。こども達が1番最初に出会う社会・コミュニティでどんな生活と仲間関係を築くのかはとても大事な事だと感じています。いわば社会の入り口ですね。少し大げさになりますが、その入り口となる園でこども達は社会での生き方や価値観を学ぶのです。園選びはそれだけ大きな選択となるでしょう。ここでは少しひかり幼稚園の教育について述べますが、もし興味が持って頂けたらぜひあそびに来て下さい。百聞は一見に如かずと言いますし、ここで説明しきれない部分を雰囲気やこども達の姿から感じられる事でしょう。皆さんと出会う事を心から楽しみにしています。


さてひかり幼稚園では、先代園長の頃から『こどもの心を開く保育』と掲げて、こども達の心によりそったこども主体の保育を行ってきました。こども達の生活やあそびの中での体験を通じて成長と学びを深め、これからの社会で生きるための根っこ(現代では非認知能力と呼ばれます)を育てようと取り組んできました。先代園長から引き継いで、これまでの取り組んできた保育をもう1段深めるために『こどもとつくる保育』と掲げて、大人とこどもで活動やあそびを一緒に創り上げる保育へと変化させてきました。これは日々の保育の中で、こども達の言葉や思いを大事にする事はもちろん、大人からも問いかけや提案をしながら一緒に考え話し合い合意形成をしながら進めていく保育です。こどもと相談するので、日々の生活も流動的です。あそびが盛り上がればクラスの集まりをやめてあそびの継続を保障する事もありますし、これやろうと声が上がれば活動が生まれる事も出てきます。運動会や劇、ひかりDAY(旧作品展)といった大人の決めた行事はもちろんあるのですが、こどもの姿や相談によって内容が変わる・創られていきます。例えば年長の劇活動もどのお話をする?とみんなで絵本選びからはじまります。自分で考え、仲間と相談して自分達で作る・行動する事がこの園の基本となります。知識や技術を詰め込むような画一一斉の保育でなく、日々の生活やあそびの中で出てきた問題や保育者からの投げかけに自主的に携わっていく中で、そういった知識や技術も含め、社会の中で生きていく為の力を育てていきたいと思っています。この幼児期は、特別な時期です。先に先に急いだ教育ではなく、今のこの時期・時間でしか経験できないようなあそびや仲間との生活を通じて体験から学ぶ事を大事にしながら、こども達の心根に残るような生活を残していきたいと思います。もしひかり幼稚園に興味を持たれたら是非あそびに来て下さい。賑やかでおもしろいこども達と楽しそうなあそびが出迎えてくれると思いますよ。

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